発売されると噂があったNIKONフルサイズミラーレスカメラのZfが、NIKONから正式に10月に発売予定との発表がありました。
追記:NIKONから正式にZfの発売日は10月27日(金)と発表されました!
【発売日決定のお知らせ】
— ニコンちゃん (@nikon_chan) October 4, 2023
2023年10月に発売予定と案内させていただいておりました、「Z f」、「Z f 40mm f/2(SE)レンズキット」の発売日が決定しましたのでお知らせいたします。
発売予定日:2023年10月27日(金)
詳細はWEBページをご確認ください。
▶https://t.co/NiXpkVpc0l#Zf pic.twitter.com/uemdv0GGJE
日本での予約販売受付の開始日時は、9月22日午前10時。
Z fはレトロなデザインを採用したフルサイズミラーレスカメラです。
ただ単に旧型モデルをレトロなザインにしただけの新型ミラーレスカメラではなくて、Zマウント最新の機能を搭載。ただし、その分、思っていたよりも価格は高かったです。
Z fのスペック
ニコン Z f 40mm f/2(SE)レンズキット【予約受付中】
Z fはZ6IIのイメージセンサを流用し、Z6IIのスペックを一新した感じ。
CMOSセンサーは裏面照射型。有効画素数は約2450万画素とZ6 IIと同様。画像処理エンジンは、Z9やZ8に採用されている EXPEED 7を搭載。Z6IIは EXPEED 6なのでZ6IIよりも画像処理エンジンはバージョンアップされています。
Z fのAFは、人物、犬、猫、鳥、車、バイク、自転車、列車、飛行機の9種類の被写体を検知。もちろん、自動で捕捉し追尾。ここ最近に発売される被写体検知機能、鳥の検知は標準装備となってきています。野鳥撮りユーザーとしては良い傾向。
そして野鳥撮りには重宝するプリキャプチャー機能もZ fには搭載。
AFのピントの速さがどんなもんかは気になるところ。Z9やZ8に匹敵するAF速度なのでしょうか。
記録媒体はSD、SDHC、SDXC、microSD、microSDHC、microSDXCメモリーカードに対応し、ダブルスロット。残念ながらCFexpressカードには未対応。
ボディ手ブレ補正はイメージセンサーシフト方式5軸補正、防塵・防滴性能も搭載され、個人的には十分以上のスペックです。
バッテリー・メモリ込みの重量は710g。気になるのはこの重さだけ。
追記:ニコンプラザでZfの実機を触って来ました。本体の710gの重量はそれほど気にはなりませんでした。
CMOSセンサーは積層型ではないため、その分、Z8やZ9よりもコストが抑えられているようです。連写を試してみたところ、ブラックアウトフリーではありませんでした。静止物を連写したので何とも言えないところですが、連写中のブラックアウトはあまり気になりませんでした。
野鳥などを連写してどうなのかってところです。
Z fの価格予想
気になるのがZ fの価格ですが、ニコンダイレクトにはまだオープン価格と表示されたまま。
ネット上の市場価格予想は、本体のみで30万円とのことです。レンズキットで33万円。レンズキットのレンズは単焦点レンズのNIKKOR Z 40mm f/2(SE)。レトロな本体にマッチするレンズです。
追記:WEBのニコンダイレクトで価格が表示されていました。ニコンダイレクトでは299,200円とのこと。予約特典のバッグインバッグがいいですね!本体とレンズが収納でき、Zfの表示。予定数に達し次第終了とのこと。
予約したくなる・・・。
NIKON Zf ニコンダイレクト 楽天市場まとめ
Z fのスペックは、現在のZマウントの上位機種にも迫る十分すぎる仕様でした。スペックが高い分、価格は思っていたよりも高め。このスペックで30万円なら今の物価高を考慮するとお得なのかも。
日本での予約販売受付は、9月22日の10時より開始。発売日は10月27日。
次に発売が望まれているZ7IIIとZ6IIIですが、Z fのスペックは越えてくるはずで期待できそう。Z8とのバランスが難しそうではあります。また価格はZ fよりも高くなるでしょうね。
個人的には、Z f並みの機能が詰まったNIKONのDXフォーマット(APS-C)の新製品ミラーレスカメラの登場を期待しています。
ニコンダイレクト 楽天市場
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