先週の土曜日の3月15日に、OM SYSTEM Photo Festa 2025 大阪 (フォトフェスタ 2025)が開催されたので行ってきました。

このOM SYSTEMのイベント、OM-3をレンタルして2時間自由に撮影ができたり、写真家やYouTuberのトークショーがあったり、アウトレット・アウトドア商品が販売されたりと、入場無料なのに充実した内容。
また来場特典のグッズをいただけたりもします。
時間は10時から16時まで。
会場は難波駅近く

OM SYSTEM Photo Festa 2025 大阪の会場は、なんば駅のすぐ近くの難波御堂筋ビルディング 6階。
近くなはずでしたが、地下から行こうとしたら迷ってしまい時間をロス。地上に出るとすぐにたどり着きました。
開場前に着いたのですが、すでに会場前に先客が何人も。
OM SYSTEM Photo Festa 2025 大阪 来場特典
「OM SYSTEM MEMBERS 会員証」を見せて来場特典をゲット。これです。

ちなみにアンケートに答えたら下記のグッズをいただきました。

スペシャルトークライブ

大阪開催のスペシャルトークライブは、藤原嘉騎さん(写真家)、クキモトノリコさん(写真家)、MARiA麻莉亜さん(登山系YouTuber)の御三方でした。
藤原嘉騎氏のトークライブ
藤原嘉騎さんのトークライブは午前の部と午後の部の2回。タイトルは以下の通り。
- OM-3で誰もがクリエーターに。簡単操作で広がる新たな写真表現と映像の世界(午前)
- 海外フォトコンテストで成功を収めた写真家が語る、OM SYSTEMでの撮影術(午後)
ちなみに、公式サイトでは午前は「新製品OM-3について」、午後は「OM SYSTEMならではの撮影術」とのタイトルでした。
午前のトークは、CP(コンピュテーショナル フォトグラフィ)を使った写真撮影を中心の内容。
特に記憶に残っているのは「深度合成」を使った風景写真の撮影術。
「深度合成」とは、ピント位置をずらして撮影し、その複数枚の写真を合成して、被写界深度の深い写真に仕上げる機能のこと。手前も奥もピントの合ったリアルな写真が出来上がります。
通常、写真の合成はパソコンを使うのですが、OM SYSTEMのカメラではカメラ内で合成してくれるので非常に便利。
私の場合、「深度合成」はマクロ撮影で使うもんだと思い込んでおり、「深度合成」を使ったことがありません。風景写真で使うという発想はなかったです。
「深度合成」を使って風景を撮影すると印象的な写真に仕上がるんですね。これからは風景撮影の時に使ってみようと思いました。
午後のトークでは、藤原嘉騎さんが写真家となった経緯などを紹介。
もともと藤原嘉騎さんはプロスノーボーダーだったそうで、カメラに興味を持ち、海外のフォトコンテストに応募して受賞を重ね、海外でも活躍する写真家に転身したそうです。
海外のフォトコンテストに挑戦することを強くオススメされていました。
記憶に強く残っているのは、佐賀インターナショナルバルーンフェスタ気球の気球の写真。おそらく、インスタに載っていた下記の写真と同じ。
OLYMPUS PEN Lite E-PL3で撮ったそうです(間違っていたらすみません)。2011年9月に発売された1230万画素のマイクロフォーサーズのミラーレスカメラ。1230万画素の古いデジカメでもこんな素敵な写真が撮れるとは・・・。
クキモトノリコ氏のトークライブ
クキモトノリコさんのトークライブも午前の部と午後の部の2回。タイトルは以下の通り。
- 旅スナップとOM SYSTEM ~私がOMと旅する理由~(午前)
- OM-3で撮る旅と日々(午後)
ちなみに、公式サイトでは午前は「OM SYSTEMならではの撮影術」、午後は「新製品OM-3について」とのタイトルでした。
カラープロファイルコントロール、モノクロプロファイルコントロール、カラークリエーター、アートフィルター、多重露出などを使った撮影術を作例を用いて熱心に紹介されてました。
どのような感じの写真になるのかイメージがわかないので、この手の機能はこれまで殆ど使ってませんでしたいませんでしたので、参考になりました。
残念ながらカラープロファイルコントロールとモノクロプロファイルコントロールはOM-1 Mark IIには搭載されていません。
カラークリエーター、アートフィルターは積極的に活用したいと思います。
あと、多重露出は使ってみたいですね。
MARiA麻莉亜氏のトークショー
MARiA麻莉亜さんのトークショーは、午後の1回のみ。登山系のYouTubeは視たことなかったのですが、撮影はかなりしんどそうです。
トークショーのタイトルは「OM SYSTEMで挑む絶景登山」。
MARiA麻莉亜さんの場合、登山中は一人で一人で撮影しているそうです。
自分が坂を上って行くシーンは、カメラを置いて撮影。いったん坂を上るシーンを撮った後、坂を下りてカメラを回収。これの繰り返し。
なので普通に登山するよりも倍の時間と体力を使うようです。
しかもカメラは、アクションカラや360°カメラ、ドローン2台、一眼カメラを持っていくとのこと。これに予備のバッテリーや三脚もプラスされるので、かなりの荷物量。
これはシンドイ。真似はできません。三脚さえ持ち歩くのが嫌な私には。
OM SYSTEMのカメラとレンズのセットはコンパクトかつ軽量なので登山には相性が良さそうです。
【もののけ姫のモデルになった森】伝説級の樹齢を誇る縄文杉を見に屋久島へ!https://t.co/WpY8CwuVfe
— MARiA麻莉亜 (@maria_yamatuber) August 10, 2024
本日16時公開! pic.twitter.com/lFwFkwaslu
ハンズオンコーナー

ハンズオンコーナーには今話題の新製品マイクロフォーサーズミラーレスカメラ、OM-3が。もちろん、OM-3を触ってみました。
クキモトノリコさんが紹介されたカラープロファイルコントロール、モノクロプロファイルコントロールが気になったので、設定をいじりながら撮影。
カラープロファイルコントロールとモノクロプロファイルコントロールにはデフォルトの設定があるので、まずはこれで撮影すればOK。
自分なりに色合いを変えたりするのはやや慣れが必要なようです。
開発技術展示コーナー
開発技術展示コーナーには、OM SYSTEMの手振れ補正機能やダストリダクションシステム SSWFの仕組みが分かる装置が展示されていました。
OM SYSTEMの手振れ補正
OM SYSTEMのミラーレスカメラの武器、手振れ補正ユニットの展示。


中はこんな感じ。カメラ本体を揺らすとセンサーが揺れます。

OM SYSTEMのダストリダクションシステム
もう一つのOM SYSTEMの武器、ダストリダクションシステム。センサーが3万回以上振動し、センサーに埃が付着するのを防止する機能です。

スイッチを押すと激しく振動しているのが分かります。振動が速すぎて、センサーの振動は見た目ではわかりませんが、センサーの上に乗っているビーズが激しく動いていました。

ファームアップサービス
ファームアップサービスは、OM SYSTEMのカメラおよびレンズについて、最新のファームウェアへアップデートしてくれるサービス。
当日先着順で無料でしたので、お願いしました。
無料にもかかわらず、アップデート終了後、レンズクロスをいただきました。

アウトレット・アウトドア商品販売
アウトレット・アウトドア商品販売では、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROが激安で販売されてました。
ずっと欲しかったレンズだったので思わず買ってしまいそうになりましたが、今回はグッと堪えました。
また「OM SYSTEM × MILLET オリジナルウェアラブルショルダーフォトポケット」が10%OFFで販売されていたので、こちらは思わず買ってしまいました。
OM SYSTEM × MILLET オリジナルウェアラブルショルダーフォトポケット

上部のポケットにペットボトルを入れることができるので、夏場の野鳥撮影の際に便利そう。いつもペットボトルをどこに入れるか困っていたので非常に助かります。
リュックに装着するとこんな感じ(写真は展示物です)。

こういうのをずっと探していました。
まとめ
今回は15時まで滞在。
トークショーは写真家の撮影術や実際に撮った写真が紹介されるので、今後の撮影に非常に参考になります。無料で聴講できるのはかなりお得。
またOM SYSTEMのメーカーの方に、カメラの設定方法や普段疑問に思っていることを色々質問できるのは良い機会でした。
今後も関西で開催されることがあったらまた行きます。
次は名古屋ですね!
今回使用した カメラと レンズは以下の通り。
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