デジカメでカメラ撮影していて、被写体や撮影場所によっては、もうちょっと明るく撮りたいなとかもっと暗めに撮りたいってことはないでしょうか。
撮影モードがオートモードですと、カメラ自身が自動で明るさを調整するので、イメージ通りの明るさにできません。
そんな時はオートモードはやめて、Aモードに設定することをオススメします。Aモードであれば明暗を自由時差に操ることができます。
カメラの設定モードを知る
Aモードとはカメラの設定モードのことです。
一般的にデジカメには以下の5種類のモードがあります。
- オートモード
- Aモード(Avモード)
- Sモード(Tvモード)
- Pモード
- Mモード
カメラによっては他のモードも存在しますが、この5つが代表的な設定モードです。
オートモードとは?
オートモードとは、カメラが自動で明るさを調整してくれるモードです。明るさの調整は、絞り、シャッタースピード、ISO感度の3つで調整します。
カメラが自動で調整してくれるので便利ですが、こちらのイメージ通りの明るさにならないことも多いのが欠点です。
Aモードとは?
Aモードとは絞り優先モードのことです。機種によってはAvモードとも呼びます。
絞りによってイメージセンサーに当たる光量を調整します。その光量をF値と呼び、F値が小さいと光量が多く、F値が大きいと光量が多くなります。
Aモード設定にすると絞りは手動で行い、シャッタースピードとISO感度をカメラが自動で設定してくれます。カメラの露出をプラスやマイナスにすることで、撮った画像の明るさを調整することができます。
ちなみにF値を小さくするとボケ感が増します。
Sモードとは?
Sモードとはシャッター優先オートモードのことです。カメラの機種によってはTvモードと呼ばれています。
シャッタースピードを手動で行い、絞りとISO感度はカメラの自動で設定できます。
シャッタースピードを調整することで、動いているものに対して、動きの瞬間を捉えることができたり、流れるような写真を表現できます。
またシャッタースピードが遅いと被写体ぶれや手振れが起きやすくなり、シャッタースピードが速いと暗い環境下ではISO感度を上がり画質が落ちることもあります。
Pモードとは?
Pモードとはプログラムオートモードのことです。適正な露出で撮影ができるように 、絞りとシャッタースピードをカメラが自動で設定してくれます。
写真の明るさ・暗さを調整したいだけなら、Pモードが便利かもしれません。ただし、絞りとシャッタースピードが自動なので、Pモードだけしか使わないと写真の表現の幅は狭まり、撮影スキルも上がりにくいです。
Mモード とは?
Mモードとはマニュアル露出モードのことです。絞り、シャッタースピードを手動で設定するモードです。
カメラ初心者には少しレベルの高いモードですが、絞りとシャッタースピードが手動で設定できるので慣れればMモードが便利な場面も多いです。
AモードとSモードを使ってカメラの撮影の仕組みが分かって来ると、Mモードも簡単に扱えるようになります。
カメラ初心者はAモードがオススメ
カメラ初心者はAモードを使うのがオススメです。
絞りを解放することによって、一眼カメラの醍醐味であるボカした写真を撮れるので写真の表現の幅も広がります。
カメラにお任せのオートモードやPモードでは撮影スキルが上がりにくいですし、Sモードは暗い環境でシャッタースピードが速いと写真が暗くなってしまいますし、Mモードはカメラ撮影に慣れてないと撮影時に露出のイメージがしにくいです。
Aモードを使いつつ、露出やISO感度などを手動でいじると撮影スキルもだんだん上がると思います。
まとめ
カメラ初心者はまずはAモードで撮影。並行してSモードやMモードを使っていくと撮影のスキルが上がります。
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